「かきもち」「きりこ」は、昔ながらの素朴なおやつです。
ついたお餅を薄く切り、真冬の寒風で乾燥させた後、火鉢でじっくり焼く、または、油でカラリと素揚げにして作ったその味は、今でも懐かしく思われる方が多いようです。
柳屋の「かき餅、きりこ」は、大峯山系洞川温泉「柳屋旅館」の先代が宿泊される方のおみやげ用として作り始めました。
大変好評だったその手作りの味は、現在の「花あかりの宿 柳屋」を営む女将が受け継ぎ、みなさまにさらに美味しく食べていただく工夫を重ねています。